いよいよ迎えた「予定日」
こんにちは、ブラジル人パパです!
妊娠後期に妻の血圧が高めであることが分かり、医師と相談の末に決まった「予定帝王切開」。
「自然分娩じゃなくなった」という驚きもありましたが、ブラジル出身の僕は「安全が一番!予定が決まって準備もしやすい!」とポジティブに捉え、妻を励ましながらこの日を待ちわびていました。
そして迎えた入院当日。 心の準備は万端だったはずなのに、いざ病院へ向かうと、やはり胸が高鳴ります。
今回は、パパの視点から見た「管理入院から帝王切開手術、そして感動の対面まで」の当日のリアルなドキュメンタリーをお届けします。


入院から手術決定まで:静かな緊張感
予定日通りに入院。 陣痛を待って慌てて駆け込むのとは違い、落ち着いて手続きを済ませ、病室に入ることができました。これも予定帝王切開のメリットかもしれません。
病室で妻と二人、あるいは駆けつけてくれた義両親と一緒に過ごす時間。 「もうすぐ会えるね」と笑顔で話しつつも、やはり手術を控えた妻の表情には、隠しきれない緊張がありました。
僕にできることは、「大丈夫、絶対うまくいく(Vai dar tudo certo)」と声をかけ、リラックスできる雰囲気を作ることだけ。 助産師さんが頻繁に来て、丁寧に説明やケアをしてくれたおかげで、僕たちもパニックにならずに「その時」を待つことができました。


手術室への移動:笑顔で見送ったけれど…
いよいよ手術の時間。 車椅子に乗って移動する妻を、手術室の入り口まで見送ります。
コロナ禍の影響や病院の規定もあり、立ち会いはできません。ここから先は、妻一人での戦いです。
「頑張ってね、待ってるよ」
努めて明るく笑顔で見送りましたが、扉が閉まった瞬間、急に心細さが押し寄せてきました。 ブラジルなら家族総出で賑やかに待つこともありますが、日本の病院の静けさが、その緊張感を高めていたのかもしれません。
待合室の時間:お義母さんがいてくれて本当によかった
妻が手術室に入った後、僕は待合室で待機していました。 手術が終わるまでの時間は、時計の針が止まったかのように長く感じられました。
でも、幸運だったのは、お義母さんが一緒にいてくれたことです。
もし一人きりだったら、悪い想像ばかりして、恐怖に押しつぶされていたかもしれません。 お義母さんと隣に座り、妻の小さい頃の話を聞いたり、これからの育児のアドバイスをもらったり…。他愛のない話をしている時間が、張り詰めた僕の心をほぐしてくれました。
「娘(妻)も頑張ってるんだから、私たちがどっしり構えて待っててあげないとね」
お義母さんのその言葉に救われながら、僕はただひたすら、無事を祈り続けました。
術後の対面:酸素マスクの妻を見て感じた「感謝」
そして、ついに手術終了の知らせが。 少しだけ、妻がいる病室に入ることが許可されました。
ドアを開けると、そこにはベッドに横たわる妻の姿がありました。 口元には酸素補充のためのマスクがつけられていて、正直、その姿を見た瞬間は胸が締め付けられる思いでした。痛々しくも見えました。
でも、妻はしっかりと目を開けていました。意識もありました。 僕と目が合った瞬間、マスク越しに少しだけ微笑んでくれたように見えました。
「お疲れ様。ありがとう」
かけられた言葉はそれだけ。すぐに部屋を出なければなりませんでしたが、その一瞬の対面で、僕の心にあった不安はすべて「感謝」に変わりました。
命がけで息子を産んでくれたこと。そして、無事に生きて戻ってきてくれたこと。それだけで十分でした。
まとめ:予定通りでも、奇跡には変わりない
「予定帝王切開」というと、スケジュール通りの事務的な出産のように聞こえるかもしれません。
でも、実際に体験してみて分かったのは、どんな出産方法であれ、新しい命が生まれる瞬間は「奇跡」でしかないということです。
予定通りに進んだとしても、そこには命がけの母の頑張りと、家族の祈りがあります。
息子が今、僕の腕の中で元気に泣いている。妻が隣で笑っている。 それ以上の正解なんて、どこにもないのです。
これから帝王切開を迎えるパパさん。 予定が決まっているからこそ、万全の準備をして、当日は奥様を全力でサポートしてあげてくださいね!











コメント