「出産準備」=「産後のチーム作り」だった
こんにちは、ブラジル人パパです!
これから出産を迎えるパパの皆さん、準備は順調ですか? オムツや肌着を買ったり、名前を考えたり。ワクワクしますよね。
でも、出産・育児を経験した今の僕だからこそ、言えることがあります。 一番大切な「出産準備」は、モノを揃えることではありません。 産後の過酷な時期を乗り切るための「チーム作り」をしておくことです。
出産はゴールではなく、スタート。 待っていたのは、ホルモンバランスの乱れや寝不足で、夫婦関係が一番ギクシャクしやすい「産後クライシス」の危機でした。
今回は、そんな時期を乗り越えるために僕たち夫婦が実践した、「妻を孤立させないための最強の布陣」と、言葉よりも効いた「ハグの魔法」についてお話しします。
これからパパになる方へ。これが、僕が考える本当の意味での「パートナーと一緒に行う出産準備」です。
作戦①:最強の布陣!「妻の両親」を巻き込んだチーム戦
産後の生活、僕たちが選んだのは「妻の実家に里帰り」ではなく、「妻の両親に我が家に来てもらう」というスタイルでした。
これが、結果として大正解でした。
- 大人の手が多い安心感: 僕、妻、お義父さん、お義母さん。大人が4人いれば、誰かが赤ちゃんを見ている間に、他の誰かが家事をしたり、休憩したりできます。
- パパも育児に参加できる: もし妻が里帰りしていたら、僕は月に一度しか会えなかったかもしれません。でも、自宅なら毎日赤ちゃんと触れ合えます。
義両親が本当に良くしてくれたおかげで、僕たち夫婦は「初めての育児」に集中することができました。 産後は「夫婦だけで頑張る」のではなく、「頼れる人には頼る」。これが鉄則です。
作戦②:産後1ヶ月の「在宅勤務」で、仕事とサポートを両立
出産前だけでなく、産後の約1ヶ月間も、会社に相談して在宅勤務(リモートワーク)を続けさせてもらいました。
「家にいるなら仕事にならないんじゃ?」と思われるかもしれません。 確かに大変でしたが、それ以上のメリットがありました。
- 通勤時間ゼロ=サポート時間: 通勤時間を、そのまま家事や妻のケアに充てられます。
- 緊急時の対応: 妻がトイレに行きたい時、シャワーを浴びたい時、少しの間だけ仕事を中断して赤ちゃんを見ることができます。
「パパが家にいる」という事実だけで、妻の精神的な孤立感はかなり和らいだようです。 もし制度が許すなら、産後の在宅勤務は強くおすすめします!
作戦③:言葉より「ハグ」。強い妻が涙した夜
僕の妻は、とても芯が強くてしっかりした女性です。 でも、そんな妻でも、産後の寝不足と、夜中にギャン泣きする息子を前にして、限界を迎えてしまうことがありました。
ある夜、どうしても泣き止まない息子を抱っこしながら、妻の目からポロポロと涙がこぼれ落ちたんです。
「どうしたの?大丈夫?」と聞くのは野暮だと思いました。 理由なんてない、ただただ辛くて、張り詰めていた糸が切れてしまったんだと分かりました。
その時、僕がしたのは、アドバイスでも励ましでもなく、ただそっと妻を抱きしめることでした。
ブラジルでは、ハグ(Abraço)は日常的なコミュニケーションです。 言葉で解決できない時でも、体温を伝えることで「僕は味方だよ」「一人じゃないよ」と伝えることができる。
妻が落ち着くまで背中をさすり、抱きしめる。 パパにできる一番の産後ケアは、ミルクを作ることよりも、もしかしたらこれなのかもしれません。


まとめ:妻にも「ママをお休みする時間」を
そして、僕がもう一つ意識していたのは、「妻に一人の時間を作ること」です。
義両親や僕が赤ちゃんを見ている間に、妻には別室でゆっくり寝てもらったり、好きな漫画を読んでもらったり。 「ママ」という役割から解放される時間が少しあるだけで、また笑顔で赤ちゃんに向き合えるようになります。
産後は、夫婦が「恋人」から「戦友」に変わる大切な時期。 チーム全員(義両親含む!)で協力し合い、時にはハグで愛を伝え合って、この荒波を乗り越えていってください。
パパの出番は、オムツ替えだけじゃないですよ!









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