市役所で手にした「ノート」
こんにちは、ブラジル人パパです!
妊娠が分かってすぐ、妻と一緒に市役所へ行き、受け取ったもの。 それが「母子健康手帳(母子手帳)」でした。
日本人にとっては当たり前の存在かもしれませんが、僕にとっては初めて見るもの。 「へえ、日本にはこんなシステムがあるんだなぁ」と、そのきめ細やかさにただただ感心したのを覚えています。
そして、記事を書くにあたって調べてみて、さらに驚きました。 なんと、この母子手帳というシステム、日本が発祥で、今や世界中に広まっている素晴らしい発明だったんです!
今回は、ブラジル人パパの視点から見た「母子手帳」のすごさと、ページをめくって気づいた日本とブラジルの決定的な違いについてお話しします。
ブラジルにもある?「Caderneta da Criança」
「ブラジルには母子手帳はないの?」と聞かれることがありますが、実は似たようなものはあります。 「Caderneta da Criança(子供手帳)」と呼ばれるものです。
僕自身は実物を使った記憶はありませんが(親が管理していたので)、調べてみると、子供の成長記録やワクチン情報を管理するもので、9歳頃まで使うそうです。
日本の母子手帳と同じように、子どもの健康を守るための大切なツールなんですね。 でも、日本のように「妊娠中(お腹の中にいる時)」からお母さんの健康状態も含めて一冊にまとめるというスタイルは、やはり日本独自の手厚さを感じます。
一番驚いたのは「BCG」!ワクチンのタイミングが全然違う
母子手帳の重要な役割の一つが、予防接種(ワクチン)のスケジュール管理です。 ワクチンの種類と接種時期を調べている時、ある大きな違いに気づきました。
それは、「BCG(結核予防ワクチン)」です。
- ブラジル: 生まれてすぐ(退院前)に接種するのが一般的。
- 日本: 生後5ヶ月〜8ヶ月未満が標準接種期間。
「え、日本ではすぐ打たないの!?」
ブラジルでは、赤ちゃんの腕にBCGの跡(ハンコ注射の跡のようなもの)があるのが普通なので、このスケジュールの違いには驚きました。 国によって流行している病気や方針が違うので当然ですが、母子手帳について調べていなければ気づかなかった面白い発見でした。
我が家のルール:パパはあえて「書かない」
最近の母子手帳には、「パパからのメッセージ」や「保護者の記録」を書く欄があったりします。 「イクメンなら書くべき?」と思うかもしれませんが、我が家では僕は書き込んでいません。
理由はシンプルで、「実用性」を重視したからです。
- 平日、僕が仕事でいない時に妻が病院に連れて行くことが多い。
- 緊急時、ママのバッグに入っているのが一番確実。
「二人の記録」として共有するのも素敵ですが、我が家では「妻が使いやすい医療記録」として徹底することに夫婦で決めました。 その代わり、健診の結果などは必ず口頭で共有して、成長の喜びを分かち合っています。
ちなみに言語についても、妻が日本人なので、あえて多言語版ではなく「日本語版」を選びました。
妻が病院でスムーズにやり取りできることが一番大切ですし、僕自身も日本語を読むのに特に問題はないので、あえて多言語版にする必要はなかったんです。夫婦どちらにとっても、使い慣れた日本語版がベストな選択でした。


まとめ:世界に誇れる日本の「発明」
日本発祥の母子手帳。 妊娠中から出産、そして子どもの成長までを一冊で繋ぐこのノートは、まさに「親子の絆の記録」です。
ブラジル人の僕から見ても、これほど合理的で、かつ温かみのあるシステムは素晴らしいと思います。
これからパパになる皆さん。 母子手帳を受け取ったら、ぜひ一度じっくり中を見てみてください。 そこには、日本の医療の知恵と、これから始まる我が子の成長への期待が詰まっていますよ!











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