1歳半、驚異の食欲と「離乳食の思い出」
こんにちは、ブラジル人パパです!
我が家の息子もついに1歳半を過ぎ、自己主張も食欲もますます旺盛になってきました。 最近は大人と同じようなものを食べたがるようになり、毎日の食卓が本当に賑やかです。
そんな息子の姿を見ながら、ふと思い出すのが「離乳食(生後5〜6ヶ月頃)」のスタート時期。
実は、日本とブラジルでは、赤ちゃんの「初めての食事」の常識がまったく違うんです!
以前、ブラジルと日本の育児の違い5選という記事でも少し触れましたが、今回はこの「離乳食の強烈なカルチャーショック」について、さらに深掘りしてお話ししたいと思います。
日本の離乳食はまるで「修行」!?(10倍がゆへの驚き)
日本の離乳食のスタートといえば、皆さんご存知の「10倍がゆ」ですよね。
妻が離乳食の準備を始めた時、僕はその光景を見て本当に驚きました。 お米をトロトロになるまで煮込んで、さらにそれを網で「裏ごし」して、小さじ1杯だけあげる…。
「えっ、あんなに時間をかけて作ったのに、食べるのはたったこれだけ!?」 「味付けはしないの?出汁だけ!?」
日本の離乳食は、素材の味を極限まで大切にし、赤ちゃんの胃腸への負担を最小限にするという、とても繊細で計算されたものでした。 毎日コツコツと裏ごしをして、少しずつ食材を増やしていく妻の姿は、まるで職人か修行僧のよう!日本のママたちの丁寧さには、本当に頭が下がります。
ブラジルの離乳食「パピーニャ」は超ダイナミック!
一方、僕の故郷ブラジルではどうでしょうか? ブラジルの離乳食は「パピーニャ(Papinha)」と呼ばれますが、その進め方は日本と比べるとかなりダイナミックです。
① スタートは「甘いフルーツ」から!
日本ではお米(おかゆ)からスタートしますが、ブラジルではバナナやパパイヤ、リンゴなどをすりつぶした「フルーツのパピーニャ」から始めることが多いです。 赤ちゃんはもともと甘い味が好きなので、みんな大喜びで食べます。
② 赤ちゃんにも「フェイジョン(豆)」!?
そして、少し食事が進むと登場するのが、ブラジルの国民食「フェイジョン(豆の煮込み)」です。 日本では「豆類は消化に時間がかかるから少し遅めに…」と言われますが、ブラジルではかなり早い段階で、フェイジョンの「スープ(汁の部分)」をご飯にかけて食べさせます。
③ ニンニクと塩のデビューが早い!
さらに僕が驚いた(というより、妻が驚いた)のは味付けです。 ブラジルの家庭にもよりますが、「赤ちゃんのご飯にも、ほんの少しの塩とニンニク(または玉ねぎ)で風味をつけてあげる」というおばあちゃん達は少なくありません。
「赤ちゃんにニンニク!?」と日本のママはびっくりするかもしれませんが、これがブラジル人のパワーの源なんですよね(笑)。
我が家の「ハイブリッド離乳食」の結末
「丁寧な日本」と「ダイナミックなブラジル」。 全く違う2つの文化を持つ我が家では、どうやって離乳食を進めたかというと……
基本は「日本式」をリスペクトしつつ、たまに「ブラジル式」を取り入れる! というスタイルに落ち着きました。
やっぱり日本で生活していく以上、日本の食材(豆腐や魚など)に慣れておくことは大切です。妻が作ってくれる繊細な出汁の味をベースにしつつ、フルーツをすりつぶしてあげたり、少し大きくなってからはブラジルレストランでフェイジョンを少しあげたりしました。
「絶対にこうしなきゃいけない!」とガチガチになるのではなく、お互いの国の良いところをミックスできたのは、国際結婚ならではの楽しさだったと思います。


まとめ:1歳半の現在、息子の味覚は…?
そんなハイブリッドな離乳食を経て、1歳半になった息子の味覚はどうなったかというと……。
見事に「和洋(伯)折衷」に育っています!
納豆ご飯やうどんを美味しそうにちゅるちゅると食べたかと思えば、ブラジル風の豆のスープ(フェイジョン)も大好きで、顔をドロドロにしながらおかわりを要求してきます(笑)。
離乳食の時期は、「食べてくれない」「アレルギーが心配」など、本当に悩みが尽きませんよね。 でも、世界を見渡せば「おかゆ」で育つ赤ちゃんもいれば、「豆とフルーツ」で育つ赤ちゃんもいます。みんなどこでも、立派に大きく育っています。
だから、もし今、離乳食作りで思い詰めているママやパパがいたら、「まあ、ブラジルの赤ちゃんはニンニク豆スープ飲んでるらしいし、適当でもいっか!」と、少しでも肩の力を抜くきっかけになれば嬉しいです。
育児に「世界共通の正解」はありません。 これからも、我が家らしい食卓を楽しんでいきたいと思います!










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